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フェイス/オフ

インファナル・アフェア と同じく、双方向潜入モノのポリスアクション映画。サスペンスではなく、ガンアクションに振り切った痛快な映画。地道に送り込んだスパイではなく、顔を入れ替える医療技術が完成しているという SF 要素が、フェイスオフのタイトルになっている。

基本的にはサスペンスやミステリーが好きなのだが、痛快アクションも好きで、フェイス/オフは何度も見ているお気に入りの映画の一つだ。特にクライマックスの名シーンは、水戸黄門の印籠をかざすシーンのような感じで、「いよ〜! 待ってましたぁ〜!」って感じ。何度も観てるからね。 (^^; 最初に観た時も、「このカット、イカすなぁ〜 ^^」と思ったものだ。

物語は、どこかに仕掛けられた都市が吹っ飛ぶほどの爆弾テロをなんとかして止めなきゃならない…ってことで、捕らえた意識不明のテロボスの顔に化けて、爆弾の在り処を聞き出そうと企んだところ、目覚めたテロボスが刑事の顔を手に入れ、双方潜入状態となり…。あとは、いろいろドンパチ。 ^^;

ジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジ、主演が二人いるという贅沢な映画。良くできてるなぁ〜と感心するところもあれば、杜撰だなぁ〜と思うところもあり、哲学的な要素も含んでいたり…と、なかなか盛りだくさん。アクションは痛快さが大事ということで、杜撰だなぁ〜と思うところはあまり気にしないことにして…。

自分とはなんだろう? もし、完全に他人の外見になれるとしたら、誰が自分を証明してくれるのだろう? そもそも自分とはなんだろう? …そんな哲学を内包しつつ、爽快なアクションを魅せてくれる、抜群のエンターテイメント。観ないと損かも…ね。

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