
言語のしくみ
お、おもしろい!
プログラミングに関係ない人には意味不明な内容だろうけど、プログラミングに関わっている人なら楽しめると思う。
プログラミング言語を作るというのは、プログラマーの中でも経験者は少ない。 Ruby を作ったまつもと氏は、その稀有なプログラマーの一人で、日本人では超有名人。そんな彼が、新たに steem と名付けた言語を作ろうという雑誌の連載企画をまとめたのが本書で、プログラミング言語の設計から実装まで、順を追って仕組みを解説している。
もちろん、プログラミング言語を作ろうとしている人には貴重な情報源だけど、そーゆー人はそんなに多くはないだろうなぁ〜。 ^^;
私が思うに…。この本、一般のプログラマーも読んで損はないだろう。プログラミング言語がどうゆーものかを知ることによって、より良いコードを書けるようになるからだ。例えるなら、車を運転するにあたって、車の仕組みを知ってた方がいいようなもんだ。あるいは、料理の経験がある方が、レストランでより食事を楽しめるとか…。
ちょうど、 プログラミング Elixir の読後 & 習得中ということもあって、マルチコアを活かすための steem 言語の設計思想がおもしろく、とても興味深く、そして楽しく読ませていただいた。