
頭に来てもアホとは戦うな!
大切な自分の人生、無駄なことに使う時間などないのだ! ということで、共感できる良書。…ではあるのだが…。 ^^;
人生におけるもっとも貴重な資源は時間だろう。お金は増やすことはできるが、時間は増やせない。その貴重な資源をアホと戦うことに費やすよりも、有意義なことに使うべき…ということで、ものすごく共感する。
どうやって戦いを避けたり躱したりするのかとか、戦うべきは自分であるとか、有意義な人生にする方法とか志とか…をご自身の経験を踏まえて書かれていて、学びもある本書。
…なんだけど…。どことなく鼻に付く表現がちょっと気になる。なんとゆーか…エリート臭???
インパクトのあるタイトルでないと人の目に触れないだろうから、釣りとして "アホと戦うな" というタイトルを選んだのは気にしないとしても、文章に滲み出る選民意識っぽい表現は、内容が良いだけにもったいない気がする。名前を出して尊敬の念と学んだことを書いてらっしゃるところも、"ヨイショ" っぽく読めてしまう表現だし…。良い内容なんだけどねぇ…。 ^^;
この文体、読んだことがあるなぁ…と思ったら、著者は田村耕太郎氏で、"世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?" が既読だった。 ^^; こっちはもろに "エリート" ってゆー単語が入ってる…。 ^^;
- 頭に来てもアホとは戦うな! [単行本]
- 頭に来てもアホとは戦うな! [Kindle版]
- 世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか? [単行本]
- 世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか? [Kindle版]